連載:みよし街並み歴史散歩 その24
株式会社 菁文社
弊社が2007年(平成19年)に発刊した「みよし街並み歴史散歩(三次・十日市・八次・酒屋 編)から一コラムづつ連載します。
三次の再発見があるかもしれません。
なお、三次市は周辺町村との合併以後大きく変わりつつあります。発刊時期とのずれがあることはご了承ください。
この「みよし街並み歴史散歩」は、B6判の単行本です。お求めは小社 TEL(0824)62 3057 または 三次市内の書店へご注文ください。
【石柱道標】 三勝寺から北へ約80メートル進んだところ、杉田薬局の角に石造の道標(道しるべ)があります。高さ110センチの花崗岩製のものです。これは一時期、尾関山に保管してあったものをここへ移したといわれ、最初からこの位置にあったものではありません。雲石街道はここでは分枝していませんし、左右が示す方向もここには当てはまりません。貴重な文化財ではありますが、どこか別な場所にあったものでしょう。「山家口にあって君田、高野山、口南方面から出る人たちに示していたもの」という人もいます。
【懐かし清酒「万寿の井」】 太歳通りへ入って目立つのは、商標「万寿の井(ますのい)」の万寿の井酒造の酒蔵です。この場所での醸造は昭和5年(1930)からです。平成15年(2003)12月に廃業されました。毎年、安芸津杜氏(とうじ)を招いて〝手作り酒〟として、どちらかと云えば「辛口」に入る独特のこく・うまみ・かおりを備えた美酒でした。白蘭酒造と共に三次町の地酒の双璧をなしていた伝統のある造り酒屋さんでした。
最近、酒蔵の建物を利用し「歴みち事業」の中で、町おこしに利用する取り組みが起こっていると聞いています。大いに期待したいものです
・・・つづく
基本情報
名称 | 株式会社 菁文社 |
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フリガナ | 株式会社 菁文社 |
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住所 | 728-0023 三次市東酒屋町306-46 |
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アクセス | 国道375号線三次工業団地口交差点より北へ850m |
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電話番号 | 0824-62-3057 |
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ファックス番号 | 0824-62-5337 |
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メールアドレス | geibigrf62-3057@seibunsha-f.com |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
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定休日 | 土・日曜、祝日 |
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駐車場 | あり |
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