連載:みよし街並み歴史散歩 その15
株式会社 菁文社
弊社が2007年(平成19年)に発刊した「みよし街並み歴史散歩(三次・十日市・八次・酒屋 編)から一コラムづつ連載します。
三次の再発見があるかもしれません。
なお、三次市は周辺町村との合併以後大きく変わりつつあります。発刊時期とのずれがあることはご了承ください。
この「みよし街並み歴史散歩」は、B6判の単行本です。お求めは小社 TEL(0824)62 3057 または 三次市内の書店へご注文ください。
【住吉町】 住吉町は古くは河原町と呼ばれていましたが、文化11年(1814)に、それまで寺戸にあった住吉神社を松原に移してから町名を住吉町に改めたということです。三次浅野藩時代は住吉神社の横のあたりに番所と木戸(門)があり、十日市から「岩神(いわがみ)渡し」で三次に渡ると河原から松原を経てこの木戸を通り「五日市」(現三次町)に入ったのです。
現在では松原通りにつながっていますが、右側には、山下時計宝石メガネ店、吉浅堂、渡辺精進堂など和菓子の老舗が並んでいます。特に、吉浅堂は明和元年(1764)の創業と伝えられています。
渡辺精進堂の先で道路が屈曲しています。これは近世の城下町の特徴で、見通しのきく直線道路や四辻を避けて防御に備えたものです。ここは江戸時代にはもっと直角に屈曲していて、突き当たりに「御制札場」(禁令の箇条を一般住民に通達するための掲示場所)がありました。明治時代に入って渡辺精進堂の祖先(当時の屋号は「大福屋」)が屋敷を削って現状のように通りやすく改修されたのです。
そこから西に延びる町筋を通称「横町(丁)」と呼んでいますが、ここら一帯が住吉町です。
【横 町】 住吉町の「横町」は、いわゆる表通り(本通り)から横に入った町筋という一般的な呼称ではなくて、特別な思い入れがあって呼ばれてきました。それは照林坊の境内に沿ったこの道路の端に、仮店舗の小屋を連ねた市場ができていて、それが大繁盛し三次十日市はいうにおよばず、近隣の町村からも多くの買物客が集まる大人気のショッピングスポットだったからです。
大正8年(1919)頃から始まり、昭和8年(1933)頃に環境整備という事で撤去されましたが、本通りとの相乗効果もあり、周辺の農山村で採れる新鮮な季節の食材が並び、道路から溢れるほどの買い物客だったので、横町の市(いち)を惜しむ声も強かったようです。
・・・つづく
基本情報
| 名称 | 株式会社 菁文社 |
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| フリガナ | 株式会社 菁文社 |
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| 住所 | 728-0023 三次市東酒屋町306-46 |
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| アクセス | 国道375号線三次工業団地口交差点より北へ850m |
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| 電話番号 | 0824-62-3057 |
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| ファックス番号 | 0824-62-5337 |
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| メールアドレス | geibigrf62-3057@seibunsha-f.com |
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| 営業時間 | 8:30~17:30 |
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| 定休日 | 土・日曜、祝日 |
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| 駐車場 | あり |
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