突撃インタビュー!
今(冬)は、どんな患者さんが多いですか?
常連さんは、風邪を引いたと来られる方が多いです。
寒くなると増えるのは座骨神経痛の方。血行が悪くなるので、肩こりや腰痛の方も多いですね。
最近流行の胃腸炎の方もいらっしゃいます。
風邪を、はりやお灸で治すイメージがないのですが・・・
風邪は、「邪(よこしま)な風」と書きますよね。はりやお灸・漢方を使う東洋医学では、風邪のことを「悪い風が体に入ってきた」と考えるんです。
風邪を引いたり、体調を崩したりする原因は色々ありますが、外環境からくる原因に「六淫」と言うものがあります。六淫には、「風、暑、燥、湿、寒、熱」があります。
体調を崩すと、エアコンの風に当たりたくない!って時、ありませんか?それは六淫の「風」が原因と考えられます。
他にも、体が冷えるのをイヤだと感じるものは「寒」が原因だったり・・・。六淫それぞれ、対処するはりや漢方が違います。
店頭には様々な漢方が並んでいます。
例えば、のどが痛む方には、のどに潤いを出す「照海」(しょうかい)のツボを刺激したり、寒気がする方には、お灸を多めに使って体を温めます。
漢方も、葛根湯(かっこんとう)や麻黄湯(まおうとう)など、症状ごとに対応するものがあるんです。
患者さんは、どれくらいの年代の方が多いですか?
50代以上の方が多いですが、妊婦さんや小さい子供さんも来られますよ。
妊婦・子供にはりをするんですか?
施術室は半個室でリラックスできます。
はい!妊婦さんは、便秘や腰痛、また、妊娠中毒症や逆子の治療にご来院いただいています。
子供さんは、かんむしや夜泣きに対応した治療を行うことが可能です。
子供は敏感なので、はりを刺さずに、へらみたいなものでさすったりします。
コンビニでもらえるプラスチックのスプーンでもできるので、親御さんがお家に帰ってもできるように方法をお伝えしています。