まちのあかるいニュース~三次にできた新店舗のご案内~
ブリキのおもちゃが楽しめるイタリアン&カフェ Felice(フェリーチェ)
こんにちは(^-^)まいぷれ編集部です。
今回は、三次町に2018年12月16日にオープンした
イタリアン&カフェ Felice(フェリーチェ)さんにやってきました。
オーナーの宇津田 敬二(ウヅタ ケイジ)さんに
お店について色々聞いてきちゃいました(*^_^*)
店内にはブリキのおもちゃがずらっと並んでいます。
C-3POとR2-D2を発見!!
店内には、宇津田さんがコレクションされている
ブリキのおもちゃが約300点と、
グリコのおまけのおもちゃが約900点展示されています。
フェリーチェは、可愛らしく、懐かしさを感じさせるおもちゃや、ステキな庭を眺めながらパスタやピザをいただけるお店となっています。
30センチ以上ある大きなおもちゃは迫力満点!
外国人の顔をしています。目が青いです。
「ブリキのおもちゃを集め始められたのはいつ頃ですか?」
---20年以上前からです。子供の頃、欲しくても買えなかったおもちゃを見つけて、1つ買ったのがきっかけで収集を始めました。
「お客様に特に見て欲しいおもちゃはどれですか?」
---「リリパット」です。これは、1935年に世界で初めて製造されたブリキロボットで、戦禍によりほぼ消失したと言われています。
現在は中国製の復刻版が出回っていますが、当時のもので現存するのは世界で30点くらいです。
そのうちの2体がここにあるんです。とっても希少な逸品ですよ。
また、大きなものも見ごたえがありますので、ゆっくり眺めてみていただければと思います。
超貴重な「リリパット」!!
「おもちゃはどのように収集されているのですか?」
---東京で購入したり、ネットオークションで落札したりしています。
「宇津田さんは、なぜブリキのおもちゃがお好きなのですか?」
---歴史を感じるからです。1945年、日本は太平洋戦争に敗れ、GHQの命によってアメリカに輸出するためのブリキのおもちゃを作ることになります。
日本のモノづくりの技術は素晴らしく、アメリカでおもちゃがたくさん売れ、日本は外貨を得ることができたのです。
おもちゃの顔の多くが外国人の顔になっているのは、アメリカに輸出するために作っていたからなんですね!
歴史的な背景を知ると、おもちゃを眺めるのがますます楽しくなりますね。
山の中の林をイメージされたというお庭
「三次にお店をオープンしたいと思われたのはいつ頃からですか?」
---2018年に入ってからですね。
年齢を重ね、子供の頃を過ごした三次市を盛り上げたい、三次市という地域に貢献したいという思いが強くなっていきました。
妖怪博物館(三次もののけミュージアム)が2019年の春に開館しますし、三次市の観光客を少しでも増やす一助となればと思っています。
フェリーチェさんでは、アンティークの家具やウェッジウッドなど有名メーカーのティーカップを使われています。
また、心地よいジャズのサウンドを楽しむためのスピーカーも設置されており、特別感漂う、まさにここでしか味わうことのできない空間づくりをされています。
温もりのある写実絵画で話題の画家 中島健太さんに描いていただいたというブリキのおもちゃの絵も見ごたえがありました。
慌ただしい日常に疲れたら、ここでしか見ることのできない貴重なおもちゃ達や四季を感じる庭を眺めながら、優雅なひと時を過ごしてみられませんか?
フェリーチェさんでいただけるランチの詳細については、今後「今日のランチ」コーナーでご紹介します!
グリコのおまけがたくさん!!
食器にもこだわっています。
画家 中島健太さんに依頼し、描いていただいたというブリキのおもちゃの絵が飾られています。
写真ではイマイチ絵の素晴らしさが伝わらないので、ぜひ一度生でご覧ください。
店名 | イタリアン&カフェ Felice(フェリーチェ) |
住所 | 広島県三次市三次町1253-1 |
受付時間 | 11:30~15:30 |
営業日 | 土、日曜 詳しくはお店のFacebookをご確認ください。 |